特定技能2026/08/03
2027年4月から変更|技能実習から特定技能1号への移行条件

2027年4月1日から変更|技能実習から特定技能1号へ移行する際の注意点
技能実習を修了し、特定技能1号への移行を検討している方は、2027年4月1日の制度変更に注意が必要です。
今回の変更は、すべての技能実習修了者ではなく、主に次の方が対象です。
- 技能実習法施行前の制度で技能実習を修了した方
- 2010年7月1日以前の「特定活動(技能実習)」を修了した方
2027年3月31日までの取扱い
同一分野へ移行する場合
技能実習2号の職種・作業と、特定技能1号で従事する業務に関連性が認められる場合、原則として以下の試験が免除されます。
- 特定技能の技能試験
- 日本語試験
専門級や技能検定3級に合格していない場合でも、「技能実習生に関する評価調書」により、技能実習を良好に修了したことを証明できる場合があります。
異なる分野へ移行する場合
技能実習と特定技能の業務に関連性がない場合は、移行先分野の技能試験に合格する必要があります。
一方、技能実習を良好に修了していることが確認できれば、日本語試験は免除されます。
2027年4月1日以降の変更
2027年4月1日以降、対象者が特定技能1号へ移行する場合は、原則として以下の両方に合格する必要があります。
- 移行先分野の特定技能評価試験
- 日本語試験
日本語能力は、一般的に以下の試験で証明します。
- 日本語能力試験JLPT N4以上
- 国際交流基金日本語基礎テストJFT-Basic
専門級と特定技能試験の違い
専門級は、技能実習制度において技能の習得状況を確認する試験です。一方、特定技能評価試験は、特定技能1号として働くための技能水準を確認する試験です。
そのため、2027年4月1日以降に必要となるのは、単に専門級への合格ではなく、希望する特定技能分野の技能試験への合格です。
変更前後の比較
| 時期 | 移行先 | 技能試験 | 日本語試験 |
|---|---|---|---|
| 2027年3月31日まで | 関連分野 | 免除可能 | 免除可能 |
| 2027年3月31日まで | 異なる分野 | 必要 | 免除可能 |
| 2027年4月1日以降 | 変更対象者 | 必要 | 必要 |
早めの確認が重要
対象となる方は、以下を早めに確認しましょう。
- 技能実習の修了年月日
- 技能実習の職種・作業
- 希望する特定技能分野
- 専門級や技能検定3級の合格証
- 技能実習生に関する評価調書
- JLPTやJFT-Basicの受験予定
申請を2027年3月31日までに行っても、許可時期によって新しい取扱いが適用される可能性があります。
まとめ
2027年4月1日から、旧制度の技能実習を修了した一部の外国人は、特定技能1号へ移行する際に技能試験と日本語試験への合格が必要になります。
自分が対象になるか分からない場合は、技能実習の修了時期や職種を確認し、早めに専門機関へ相談することが大切です。
よくある質問(FAQ)
2027年4月1日以降は全員が試験を受ける必要がありますか?
いいえ。今回の変更は、旧制度の技能実習修了者など対象者に適用されます。
専門級に合格していれば特定技能試験は不要ですか?
いいえ。専門級は技能実習制度の試験であり、2027年4月以降は特定技能評価試験が必要になる場合があります。
日本語試験は何を受ければよいですか?
JLPT N4以上またはJFT-Basicの合格が一般的な要件です。