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ビザ2026/08/28

在留カードを紛失したときの対応と再交付手続き|必要書類・期限を解説【2026年版】


在留カードを紛失したときの対応と再交付手続き|必要書類・期限・注意点を外国人向けに解説【2026年版】

日本で生活する外国人にとって、在留カードは非常に重要な身分証明書です。

しかし、

「財布をなくして、在留カードも入っていた」

「外出中にどこかで落としてしまった」

「在留カードを盗まれた」

「探しても見つからない。どうすればいい?」

ということが起こる可能性があります。

在留カードを紛失した場合、単に新しいカードを作ればいいわけではありません。

まず警察へ届け出たうえで、原則として紛失したことを知った日から14日以内に、住居地を管轄する地方出入国在留管理官署で再交付申請を行う必要があります。紛失・盗難・滅失による再交付手数料はかかりません。

この記事では、2026年時点の出入国在留管理庁の情報をもとに、在留カードを紛失した直後にすること、警察への届出、再交付の期限、必要書類、費用、再交付までの流れ、カードが後から見つかった場合の考え方まで分かりやすく解説します。


在留カードを紛失したら、まず何をする?

在留カードがないことに気づいたら、まず落ち着いて最後に使用した場所や財布、バッグ、自宅などを確認しましょう。

それでも見つからない場合は、次の順番で対応するのが基本です。

① 最寄りの警察へ届け出る

② 届出受理番号などを確認する

③ 必要書類を準備する

④ 住居地を管轄する地方出入国在留管理官署で再交付申請する

重要なのは、「会社が何とかしてくれるだろう」と放置しないことです。

再交付申請には期限があります。


1.まず警察へ紛失・盗難の届出をする

在留カードを紛失した場合は、まず最寄りの警察へ届け出ます。

盗まれた場合も同様です。

2026年現在、出入国在留管理庁は、紛失・盗難による再交付申請について、警察へ届出を行い、届出受理番号を取得することを案内しています。申請内容によっては、遺失届出証明書などの提出を求められる場合もあります。

警察では状況に応じて、

遺失届

または

盗難届

などを提出します。

その際、

  • いつなくしたと思うか
  • どこでなくしたと思うか
  • 財布ごとなくしたか
  • 在留カード以外に何が入っていたか

などを聞かれることがあります。

分かる範囲で説明しましょう。


2.再交付は「14日以内」

在留カードを紛失した場合、再交付申請には期限があります。

出入国在留管理庁によると、

紛失・盗難・滅失などによって在留カードを失ったことを知った日から14日以内

に再交付申請を行う必要があります。

例えば、

8月1日に紛失に気づいた

場合は、その日から14日以内に手続きを進める必要があります。

海外滞在中に在留カードを紛失したことを知った場合は、その後最初に日本へ入国した日から14日以内です。


14日を過ぎたらどうなる?

「仕事が忙しかった」

「手続き方法が分からなかった」

「そのうち見つかると思っていた」

などの理由で14日を過ぎてしまうケースも考えられます。

しかし、在留カードの再交付申請義務を期限内に履行しない場合、罰則の対象になることがあります。

出入国在留管理庁のQ&Aでは、紛失そのものに対する罰則ではなく、期限内に再交付申請を行わなかった場合、1年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金となる可能性があると説明しています。

また、申請期間を過ぎた場合、再交付申請時に遅れた理由を記載した書類が別途必要になります。

そのため、

「見つからないけど、もう少し待とう」

と長期間放置するのは避けましょう。


在留カードの再交付はどこで手続きする?

再交付申請を行う場所は、

自分の住居地を管轄する地方出入国在留管理官署

です。

原則として、市役所・区役所ではありません。

例えば、

「名古屋に住んでいるから名古屋出入国在留管理局」

というように、住所によって管轄が決まります。

ただし実際には支局・出張所などが担当する地域もあるため、出入国在留管理庁の公式サイトで管轄を確認してから行くと安心です。


在留カード再交付に必要な書類

2026年時点で、紛失・盗難による在留カード再交付では、主に次の書類等を準備します。

1.在留カード再交付申請書

出入国在留管理庁の公式サイトからPDFまたはExcel形式で取得できます。

入管窓口で確認することもできますが、事前に準備しておくと手続きがスムーズです。

2.顔写真1枚

指定された規格の写真を申請書に貼付します。

ここは2026年に変更があります。

2026年6月14日以降に交付される在留カードについては、原則として1歳以上の人は顔写真が必要になりました。

それ以前は16歳未満は写真不要でしたが、制度変更により対象が変わっています。1歳未満の場合は写真不要です。

3.紛失・盗難を証明する資料

紛失・盗難の場合は、警察へ届け出たうえで届出受理番号が必要です。

また、状況によっては、

遺失届出証明書

盗難届受理証明書

などの提出を求められることがあります。

4.パスポート

原則として、旅券(パスポート)または在留資格証明書を提示します。

パスポートを提示できない場合は、提示できない理由を書いた理由書などが必要になる場合があります。

5.資格外活動許可書

資格外活動許可書が交付されている人は、持っている場合に提示します。


再交付にお金はかかる?

紛失・盗難・滅失などによる再交付は無料です。

出入国在留管理庁も、紛失等を理由とする在留カード再交付について手数料はかからないと明記しています。

ここは、

カードをなくした → 再発行代を払う

と考えてしまいやすいポイントですが、通常の紛失等による再交付では手数料不要です。

ただし、カードに問題がないのに本人の希望で交換する交換希望による再交付とは制度が異なります。


在留カードはその日に受け取れる?

出入国在留管理庁では、紛失等による再交付申請の標準処理期間を原則即日交付としています。

ただし、申請内容や窓口の状況によっては即日交付されず、後日受け取りになる場合があります。

後日受領する場合は、

  • 申請受付票
  • パスポート等
  • 本人確認に必要な書類

などを求められます。

そのため、

「必ずその日に新しいカードをもらえる」

とは考えず、余裕を持って手続きを行いましょう。


在留カードを紛失したまま外出してもいい?

中長期在留者には、原則として在留カードの常時携帯義務があります。

パスポートを持っていても、在留カードの携帯義務がなくなるわけではありません。16歳未満の人については、常時携帯義務が免除されています。

出入国在留管理庁によると、在留カードを携帯していなかった場合、20万円以下の罰金となる可能性があります。また、権限のある官憲から提示を求められた際に提示を拒否すると、さらに別の罰則の対象となる場合があります。

もちろん、紛失した直後は物理的にカードを携帯できません。

だからこそ、警察への届出と再交付申請を速やかに行うことが重要です。


パスポートも一緒になくした場合は?

財布やバッグごと紛失し、

在留カード+パスポート

を同時になくすケースもあります。

この場合も、まず警察へ届け出ます。

在留カード再交付時には原則としてパスポート等の提示が必要ですが、提示できない事情がある場合、出入国在留管理庁はパスポートを提示できない理由書の提出方法も案内しています。

パスポート自体の再発給については、自分の国の大使館・領事館での手続きも必要になります。

そのため、

警察

入管

自国の大使館・領事館

への手続きが必要になる可能性があります。


財布ごとなくした場合は他のカードも確認しよう

在留カードを財布に入れている人は多いでしょう。

財布ごと紛失した場合は、在留カードだけでなく、

  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 健康保険関係のカード
  • 社員証

などもなくしている可能性があります。

銀行やカード会社などへ連絡し、不正利用防止のため利用停止手続きが必要か確認しましょう。

特に2026年からは、在留カードとマイナンバーカードの機能を一体化した**「特定在留カード」**の制度も始まっています。


2026年からの「特定在留カード」を紛失した場合は?

2026年6月14日から、在留カードとマイナンバーカードの機能を一体化した特定在留カードの制度が始まりました。

特定在留カードを紛失した場合は、普通の在留カードより注意が必要です。

出入国在留管理庁によると、特定在留カードはマイナンバーカードと在留カードの両方の性質を持つため、マイナンバーカード機能の一時利用停止と、在留カードの再交付手続きの両方が必要です。

手続きの流れは基本的に、

① 警察へ届け出る

② マイナンバーカード機能を一時停止する

③ 地方出入国在留管理局で紛失による在留カード再交付を申請する

となります。

紛失時にはまず通常の在留カードが再交付され、その後、希望する場合は改めて特定在留カードへの切替手続きを行う仕組みです。


海外で在留カードをなくしたらどうする?

海外旅行や一時帰国中に在留カードを紛失することもあります。

この場合、再交付申請の14日間は、

紛失に気づいた日ではなく、その後最初に日本へ入国した日から数えます。

ただし、在留カードはみなし再入国許可による出国・再入国にも関係する重要な書類です。

出入国在留管理庁は、みなし再入国許可を利用する中長期在留者について、有効な旅券と在留カードの所持・提示を求めています。

海外で紛失した場合は、自己判断でそのまま空港へ向かうのではなく、現地の警察、日本の出入国在留管理関係機関、自国の航空会社等へ早めに確認することが重要です。


再交付申請中に会社へ連絡したほうがいい?

在留カードを紛失したからといって、必ず会社が再交付申請をするわけではありません。

本人が申請するのが基本です。

ただし、外国人労働者の場合は、勤務先や登録支援機関へ早めに共有しておくことをおすすめします。

特に特定技能外国人の場合、

「在留カードをなくしたけれど、どこの警察へ行けばいいか分からない」

「入管の場所が分からない」

「申請書をどう書けばいいか分からない」

ということもあります。

一人で抱え込まず、会社や支援担当者へ相談しましょう。


BIGLIGHTの支援経験から|在留カード紛失時に大切なこと

BIGLIGHTでは、特定技能外国人を中心に、在留資格手続きや日本での生活支援を行っています。

外国人材から相談を受ける際、

「もしかしたら見つかると思って数日待っていた」

「警察へ行く必要があることを知らなかった」

「どこの入管へ行けばいいか分からなかった」

「会社へ言うと怒られると思って相談できなかった」

という状況になる可能性があります。

在留カードをなくしたときに重要なのは、紛失したこと自体を隠さないことです。

BIGLIGHTでは、

なくしたことに気づいたら早めに相談する

まず警察へ届け出る

届出受理番号を確認する

14日以内の再交付申請を忘れない

という流れを特に重要だと考えています。

在留カードは外国人にとって日常生活や在留手続きに関わる大切なカードです。

問題を大きくしないためにも、

「見つかるまで待つ」より「必要な手続きを先に確認する」

ことが大切です。


在留カード紛失時のチェックリスト

確認項目やること
本当に紛失したか財布・バッグ・自宅・最後に使った場所を確認
警察遺失届・盗難届を提出
受理番号警察の届出受理番号を確認
期限紛失を知った日から14日以内
入管住居地を管轄する地方出入国在留管理官署を確認
申請書在留カード再交付申請書
写真指定規格の写真を準備
パスポート原則として持参
費用紛失等による再交付は無料
会社必要に応じて会社・支援担当者へ報告
その他カード銀行・クレジットカードなどの停止確認
特定在留カードマイナンバーカード機能の停止も確認

よくある間違い

「コピーを持っているから再交付しなくてもいい」

これは誤りです。

在留カードのコピーは、紛失した在留カードそのものの代わりにはなりません。

再交付申請を行い、新しい在留カードを取得する必要があります。


「パスポートがあるから在留カードはいらない」

これも注意が必要です。

中長期在留者には原則として在留カードの常時携帯義務があり、パスポートを持っているだけでは在留カードの携帯義務を代替できません。


「紛失したら会社が再発行してくれる」

会社が手続きの案内や支援をしてくれることはありますが、在留カードは本人に交付されている公的な身分証明書です。

原則として本人自身が必要な対応を進める必要があります。


「14日以内なら、14日目まで何もしなくていい」

期限は「14日以内」ですが、できるだけ早く対応するのがおすすめです。

書類不足や休日、窓口の混雑なども考えられるため、

紛失に気づいたら、まず警察 → 必要書類準備 → 入管

と早めに進めましょう。


まとめ|在留カードを紛失したら「警察→14日以内に入管」

在留カードを紛失した場合、最も覚えておきたい流れは、

① 警察へ届け出る

② 届出受理番号を確認する

③ 必要書類を準備する

④ 14日以内に住居地を管轄する入管で再交付申請する

です。

紛失・盗難・滅失による再交付の手数料は無料で、標準処理期間は原則として即日交付とされています。

また、2026年6月14日以降に交付される在留カードについては、原則として1歳以上で顔写真が必要になった点にも注意しましょう。

特定在留カードを紛失した場合は、在留カードの再交付だけでなく、マイナンバーカード機能の一時利用停止も必要です。

BIGLIGHTでも外国人材の生活・在留支援を行う中で、在留カードに関する問題は早めに相談・対応することが重要だと考えています。

「そのうち見つかるかもしれない」と放置せず、紛失に気づいたら早めに必要な手続きを確認しましょう。

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よくある質問(FAQ)

在留カードをなくしたら最初に何をすればいいですか?
まず最寄りの警察へ紛失・盗難の届出を行い、届出受理番号を確認してください。その後、住居地を管轄する地方出入国在留管理官署で再交付申請を行います。
在留カードは何日以内に再発行しなければいけませんか?
紛失・盗難などによってカードを失ったことを知った日から14日以内です。海外で紛失を知った場合は、その後最初に日本へ入国した日から14日以内です。
在留カードの再交付はいくらかかりますか?
紛失・盗難・滅失などによる再交付は無料です。
スポートを持っていれば在留カードを持たなくても大丈夫ですか?
いいえ。中長期在留者には原則として在留カードの常時携帯義務があります。パスポートを持っていても代わりにはなりません。16歳未満は在留カードの常時携帯義務が免除されています。
特定在留カードをなくした場合はどうすればいいですか?
警察への届出と在留カード再交付申請に加え、マイナンバーカード機能の一時利用停止も必要です。まず通常の在留カードが再交付され、その後希望する場合は特定在留カードへの切替申請が可能です。