特定技能ガイド
日本での生活2026/09/04

日本企業の挨拶マナー|外国人社員が信頼される基本フレーズと注意点


日本企業の挨拶マナー|外国人社員が信頼される基本フレーズと注意点

日本の職場では、短い挨拶が人間関係と安全な仕事の基本になります。日本語が完璧でなくても、自分から明るく挨拶することで「一緒に働きやすい人」という印象につながります。

外国人支援を行うBIGLIGHTが、技能実習生・特定技能外国人からよく受ける質問をもとに、職場で使える表現を紹介します。

大切なのは難しい敬語より、相手に聞こえる声で、目を見て、毎日続けることです。

出勤したときの挨拶

職場に入ったら「おはようございます」と言います。夜勤でも、仕事の始まりにこの表現を使う会社があります。

  • 相手に聞こえる声で言う
  • スマートフォンを見ながら言わない
  • 更衣室や作業場でも会った人に挨拶する
  • 遅刻した場合は挨拶の後に謝る

退勤するときの挨拶

自分が先に帰るときは「お先に失礼します」と言います。相手が帰るときは「お疲れさまでした」と返します。

場面日本語ベトナム語の意味
出勤おはようございますChào buổi sáng/Chào khi bắt đầu ca
先に帰るお先に失礼しますTôi xin phép về trước
相手が帰るお疲れさまでしたAnh/chị đã vất vả rồi
翌日も会うまた明日お願いしますNgày mai mong được giúp đỡ

「お疲れさまです」の使い方

「お疲れさまです」は、同じ会社の人への挨拶、電話、社内チャットなど幅広く使われます。

ただし、初めて会う社外の来客には「お世話になっております」「お待ちしておりました」などが適切な場合があります。会社の決まりに従いましょう。

休憩に入る・戻るとき

職場によっては、休憩に入る前後にも声をかけます。

  • 「休憩に入ります」
  • 「休憩から戻りました」
  • 「行ってきます」
  • 「戻りました」

製造現場では、誰が持ち場を離れるか分からないと安全や作業に影響します。挨拶と報告を一緒に行いましょう。

作業を依頼するとき

最初に声をかける

「すみません、今よろしいですか」と確認してから用件を伝えます。

最後に感謝を伝える

「ありがとうございます」「助かりました」と伝えます。

相手が忙しいときは急ぎかどうかを説明し、返事を待ちます。

分からないときの挨拶と質問

分かったふりをするとミスや事故につながります。

状況使える日本語
聞こえなかったもう一度お願いします
意味が分からないこれはどういう意味ですか
確認したいこのやり方で合っていますか
ゆっくり話してほしいゆっくりお願いします

BIGLIGHTの報告・連絡・相談の話し方も参考にしてください。

ミスをしたときの謝罪

まず事実を早く報告します。

  1. 「申し訳ありません」と謝る
  2. 何が起きたか伝える
  3. 今の状態を伝える
  4. 次に何をするか確認する

例:「申し訳ありません。部品を一つ間違えました。作業を止めています。次はどうすればよいですか。」

謝るだけで隠したり、勝手に直したりせず、安全のため上司の指示を受けます。

来客への挨拶

来客を見かけたら、「いらっしゃいませ」または「こんにちは」と挨拶します。案内方法が分からないときは担当者を呼びます。

  • 「担当者を呼びますので、少々お待ちください」
  • 「こちらへどうぞ」
  • 「ありがとうございました」

会社独自の受付ルールがある場合は、研修で確認してください。

お辞儀の基本

日常の挨拶では、相手を見て言葉を伝えた後、軽く頭を下げる会釈で十分なことが多いです。

場面目安
廊下での挨拶軽い会釈
来客への挨拶丁寧なお辞儀
謝罪状況に合わせて深く丁寧に

角度だけを気にしすぎず、姿勢、表情、声を大切にします。

名前と役職の呼び方

一般には「名字+さん」や「課長」「部長」などの役職を使います。「社長さん」「田中部長」など、会社によって呼び方が違います。

最初に先輩へ「どのように呼べばよいですか」と確認すると安心です。呼び捨てや自分で作ったニックネームは避けましょう。

挨拶するときの注意点

  • 小さすぎる声にならない
  • 相手の背中だけを見て言わない
  • 作業中は安全を優先する
  • 大声を出しすぎない
  • 相手の文化や体調にも配慮する
  • 挨拶が返らなくても怒らない

相手が聞こえなかったり、急いでいたりする場合もあります。自分から丁寧な挨拶を続けましょう。

支援担当者が伝えたいこと

挨拶は、日本人だけが外国人へ求めるものではありません。会社側も、やさしい日本語で声をかけ、質問しやすい雰囲気を作ることが大切です。

厚生労働省も、外国人の職場コミュニケーションや職場習慣を学ぶ就労・定着支援を案内しています。外国人雇用対策の公式情報を参照してください。

最初に覚える7つの挨拶

  1. おはようございます
  2. お疲れさまです
  3. お先に失礼します
  4. ありがとうございます
  5. 申し訳ありません
  6. よろしくお願いします
  7. もう一度お願いします

毎日使うと自然に言えるようになります。

まとめ|短い挨拶を毎日続けよう

日本企業では、出勤、退勤、休憩、依頼、報告、謝罪など多くの場面で挨拶を使います。まず基本の表現を覚え、相手に聞こえる声で伝えましょう。

分からない社内ルールは、先輩、上司、通訳、支援担当者へ確認してください。

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よくある質問(FAQ)

出勤したとき何と言いますか?
時間帯にかかわらず、職場では「おはようございます」を使う会社が多いです。周囲に聞こえる明るい声で伝えます。
先に帰るとき何と言いますか?
「お先に失礼します」と言います。残る人は「お疲れさまでした」と返すことが一般的です。
上司を名前だけで呼んでもよいですか?
一般には「名字+さん」または役職名を使います。会社ごとのルールがあるため、周囲の呼び方を確認してください。
挨拶しても返事がないときはどうしますか?
相手が聞こえなかった、作業に集中していた可能性があります。必要以上に気にせず、自分から丁寧な挨拶を続けましょう。
お辞儀は何度ですか?
日常の挨拶は軽い会釈で十分なことが多いです。謝罪や来客対応では、相手と場面に合わせて丁寧に行います。