日本企業の挨拶マナー|外国人社員が信頼される基本フレーズと注意点

日本企業の挨拶マナー|外国人社員が信頼される基本フレーズと注意点
日本の職場では、短い挨拶が人間関係と安全な仕事の基本になります。日本語が完璧でなくても、自分から明るく挨拶することで「一緒に働きやすい人」という印象につながります。
外国人支援を行うBIGLIGHTが、技能実習生・特定技能外国人からよく受ける質問をもとに、職場で使える表現を紹介します。
大切なのは難しい敬語より、相手に聞こえる声で、目を見て、毎日続けることです。
出勤したときの挨拶
職場に入ったら「おはようございます」と言います。夜勤でも、仕事の始まりにこの表現を使う会社があります。
- 相手に聞こえる声で言う
- スマートフォンを見ながら言わない
- 更衣室や作業場でも会った人に挨拶する
- 遅刻した場合は挨拶の後に謝る
退勤するときの挨拶
自分が先に帰るときは「お先に失礼します」と言います。相手が帰るときは「お疲れさまでした」と返します。
| 場面 | 日本語 | ベトナム語の意味 |
|---|---|---|
| 出勤 | おはようございます | Chào buổi sáng/Chào khi bắt đầu ca |
| 先に帰る | お先に失礼します | Tôi xin phép về trước |
| 相手が帰る | お疲れさまでした | Anh/chị đã vất vả rồi |
| 翌日も会う | また明日お願いします | Ngày mai mong được giúp đỡ |
「お疲れさまです」の使い方
「お疲れさまです」は、同じ会社の人への挨拶、電話、社内チャットなど幅広く使われます。
ただし、初めて会う社外の来客には「お世話になっております」「お待ちしておりました」などが適切な場合があります。会社の決まりに従いましょう。
休憩に入る・戻るとき
職場によっては、休憩に入る前後にも声をかけます。
- 「休憩に入ります」
- 「休憩から戻りました」
- 「行ってきます」
- 「戻りました」
製造現場では、誰が持ち場を離れるか分からないと安全や作業に影響します。挨拶と報告を一緒に行いましょう。
作業を依頼するとき
最初に声をかける
「すみません、今よろしいですか」と確認してから用件を伝えます。
最後に感謝を伝える
「ありがとうございます」「助かりました」と伝えます。
相手が忙しいときは急ぎかどうかを説明し、返事を待ちます。
分からないときの挨拶と質問
分かったふりをするとミスや事故につながります。
| 状況 | 使える日本語 |
|---|---|
| 聞こえなかった | もう一度お願いします |
| 意味が分からない | これはどういう意味ですか |
| 確認したい | このやり方で合っていますか |
| ゆっくり話してほしい | ゆっくりお願いします |
BIGLIGHTの報告・連絡・相談の話し方も参考にしてください。
ミスをしたときの謝罪
まず事実を早く報告します。
- 「申し訳ありません」と謝る
- 何が起きたか伝える
- 今の状態を伝える
- 次に何をするか確認する
例:「申し訳ありません。部品を一つ間違えました。作業を止めています。次はどうすればよいですか。」
謝るだけで隠したり、勝手に直したりせず、安全のため上司の指示を受けます。
来客への挨拶
来客を見かけたら、「いらっしゃいませ」または「こんにちは」と挨拶します。案内方法が分からないときは担当者を呼びます。
- 「担当者を呼びますので、少々お待ちください」
- 「こちらへどうぞ」
- 「ありがとうございました」
会社独自の受付ルールがある場合は、研修で確認してください。
お辞儀の基本
日常の挨拶では、相手を見て言葉を伝えた後、軽く頭を下げる会釈で十分なことが多いです。
| 場面 | 目安 |
|---|---|
| 廊下での挨拶 | 軽い会釈 |
| 来客への挨拶 | 丁寧なお辞儀 |
| 謝罪 | 状況に合わせて深く丁寧に |
角度だけを気にしすぎず、姿勢、表情、声を大切にします。
名前と役職の呼び方
一般には「名字+さん」や「課長」「部長」などの役職を使います。「社長さん」「田中部長」など、会社によって呼び方が違います。
最初に先輩へ「どのように呼べばよいですか」と確認すると安心です。呼び捨てや自分で作ったニックネームは避けましょう。
挨拶するときの注意点
- 小さすぎる声にならない
- 相手の背中だけを見て言わない
- 作業中は安全を優先する
- 大声を出しすぎない
- 相手の文化や体調にも配慮する
- 挨拶が返らなくても怒らない
相手が聞こえなかったり、急いでいたりする場合もあります。自分から丁寧な挨拶を続けましょう。
支援担当者が伝えたいこと
挨拶は、日本人だけが外国人へ求めるものではありません。会社側も、やさしい日本語で声をかけ、質問しやすい雰囲気を作ることが大切です。
厚生労働省も、外国人の職場コミュニケーションや職場習慣を学ぶ就労・定着支援を案内しています。外国人雇用対策の公式情報を参照してください。
最初に覚える7つの挨拶
- おはようございます
- お疲れさまです
- お先に失礼します
- ありがとうございます
- 申し訳ありません
- よろしくお願いします
- もう一度お願いします
毎日使うと自然に言えるようになります。
まとめ|短い挨拶を毎日続けよう
日本企業では、出勤、退勤、休憩、依頼、報告、謝罪など多くの場面で挨拶を使います。まず基本の表現を覚え、相手に聞こえる声で伝えましょう。
分からない社内ルールは、先輩、上司、通訳、支援担当者へ確認してください。
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