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日本での生活2026/09/01

日本で銀行口座が凍結・利用停止になったときの対応方法|外国人向け【2026年版】


日本で銀行口座が凍結・利用停止になったときの対応方法|外国人向け【2026年版】

日本で生活している外国人の中には、突然ATMから現金を引き出せなくなったり、振込やインターネットバンキングが利用できなくなったりする人がいます。

銀行口座が使えない場合でも、必ずしも口座が完全に凍結されたとは限りません。在留カードや住所情報の更新不足、暗証番号の入力間違い、不審な取引の確認などにより、一部の機能だけが一時的に制限されている可能性もあります。

この記事では、日本で銀行口座が凍結・利用停止になった外国人向けに、主な原因、確認方法、必要書類、解除までの流れ、給与や家賃の支払いが迫っている場合の対応を分かりやすく解説します。

まず確認|「口座凍結」と「利用停止」は同じではない

銀行口座が使えない状態には、いくつかの種類があります。最初に、どの機能が利用できないのかを確認しましょう。

状態主な例最初に行うこと
キャッシュカードのみ停止暗証番号を何度も間違えた銀行窓口や公式サポートへ連絡
ATM・振込など一部制限在留期間や本人情報が未更新在留カード等を提出して情報更新
インターネットバンキング停止不正アクセスの疑い、認証エラー公式窓口で本人確認
口座全体の取引制限不審な送金、法的手続き等理由と必要手続きを銀行へ確認

画面に「このカードは利用できません」「お取引できません」などと表示された場合は、表示内容、発生日時、利用したATMやサービスを記録してください。

外国人の銀行口座が利用停止になる主な原因

在留カード・在留期間の情報を更新していない

銀行は、外国人利用者の氏名、住所、在留資格、在留期間、勤務先などを確認することがあります。在留カードを更新しても、銀行の登録情報が自動的に更新されるとは限りません。

銀行から更新案内が届いた場合は、新しい在留カードの情報をアプリまたは窓口で提出しましょう。在留期間更新の申請中である場合も、その事実を銀行へ伝えることが大切です。

住所・氏名・勤務先が登録情報と異なる

引っ越し、結婚、転職などで住所・氏名・勤務先が変わったにもかかわらず、銀行へ届け出ていない場合は、追加確認を求められることがあります。

郵便物が銀行へ返送されると、銀行が現在の住所を確認できず、取引が制限される可能性もあります。

暗証番号を何度も間違えた

ATMで暗証番号を複数回間違えると、安全のためキャッシュカードがロックされることがあります。この場合、口座そのものではなく、カードだけが利用停止になっている可能性があります。

何度も試さず、銀行の公式窓口に連絡してください。

通常と異なる取引や不審な送金があった

急に高額な振込を行った、多数の相手から入金があった、普段と異なる地域や端末から操作したなどの場合、銀行が不正利用防止のため取引を確認することがあります。

取引目的、相手との関係、送金の根拠を説明できるよう、契約書、請求書、給与明細などを準備しましょう。

キャッシュカード・通帳・スマートフォンを紛失した

紛失を銀行へ連絡した場合、第三者による不正利用を防ぐため、カードやアプリが停止されます。見つかった後も自動で再開されない場合があるため、銀行の案内に従って再発行または利用再開の手続きを行ってください。

銀行口座が使えないときの対応手順

1.表示されたメッセージを保存する

ATMの明細票、アプリのエラー画面、銀行からのメールや郵便物を保存します。銀行へ連絡する際は、次の内容を伝えられるようにしましょう。

  • いつから利用できないか

  • ATM、振込、引き出しなど、使えない機能

  • 表示されたエラーメッセージ

  • 最後に正常に利用できた日時

  • 最近、住所・在留カード・電話番号を変更したか

2.銀行の公式窓口へ連絡する

キャッシュカードの裏面、銀行公式サイト、公式アプリに記載された窓口へ連絡してください。検索広告やSNSに表示された非公式の電話番号へ、口座番号や暗証番号を伝えてはいけません。

銀行へは、次のように伝えると分かりやすいです。

銀行口座が利用できなくなりました。利用停止の理由と、必要な手続きを確認したいです。

在留カードを更新しました。銀行に登録している在留期間の情報を変更したいです。

3.必要書類を準備する

銀行や利用停止の理由によって異なりますが、一般的には次の書類を求められることがあります。

必要書類の例確認される内容
在留カード氏名、住所、在留資格、在留期間
パスポート本人情報、国籍
通帳・キャッシュカード対象口座の確認
届出印窓口手続きで必要になる場合
社員証・雇用契約書・給与明細勤務先や取引目的
更新申請中であることが分かる資料在留期間更新中の確認
送金目的を説明する資料契約、請求、家族関係等

必要書類は銀行ごとに異なるため、来店前に必ず確認してください。

4.本人が窓口またはアプリで手続きする

口座の解除には本人確認が必要です。会社や登録支援機関の担当者が同行・通訳できる場合でも、原則として本人の来店、操作、署名が必要になることがあります。

5.解除時期と利用できる機能を確認する

手続き後は、次の点を確認してください。

  • いつから利用できるか

  • ATM、振込、口座振替、デビットカードのどこまで再開するか

  • 追加書類が必要か

  • 給与振込や家賃引き落としに影響があるか

原因によっては即日で解除されないことがあります。解除日を決めつけず、銀行の回答を確認しましょう。

在留期間の更新申請中に口座が止まった場合

在留期間更新許可申請中に、旧在留カードの在留期限が近づき、銀行から確認を求められる場合があります。

この場合は、銀行へ「在留期間の更新申請中」であることを早めに伝えてください。申請受付票、オンライン申請の受付完了メール、在留カード裏面の申請中の記載など、銀行が指定する資料を準備します。

入管で在留期間を更新しても、銀行へ自動的に情報が共有されるとは限りません。新しい在留カードを受け取った後は、利用している銀行にも更新情報を提出してください。

ゆうちょ銀行で在留カード情報が原因の場合

ゆうちょ銀行では、在留カード・在留期間情報の更新が完了していないことだけが原因の利用制限について、ゆうちょ手続きアプリで手続きを完了すると即時解除されると案内しています。

ただし、不審取引、暗証番号の誤入力、紛失など別の原因がある場合は同じ扱いではありません。必ず自分の利用停止理由を確認してください。

外部リンク:ゆうちょ銀行「在留カード情報申告後の利用制限」

給与・家賃・公共料金の支払いが迫っているとき

口座の解除を待つ間に給与日や引き落とし日が来る場合は、放置せず早めに関係者へ相談しましょう。

  • 会社へ口座が利用停止中であることを伝え、給与振込の対応を確認する

  • 家賃の管理会社へ事情を説明し、別の支払方法を相談する

  • 電気・ガス・携帯電話会社へ、引き落とし失敗時の支払方法を確認する

  • 新しい口座を勝手に給与口座として指定せず、会社の手続きを確認する

  • 解除予定日と銀行の担当窓口を記録する

会社へは、次のように伝えられます。

銀行口座が一時的に利用停止になり、現在銀行で確認中です。給与振込への影響について相談させてください。

関連記事:特定技能の履歴書・職務経歴の書き方

絶対にしてはいけないこと

他人の銀行口座を借りる

給与や送金のためであっても、他人名義の口座を安易に利用してはいけません。会社や銀行へ正しい方法を相談してください。

口座・通帳・キャッシュカードを他人に譲る

帰国時や転職時に不要になった口座を売る、貸す、渡す行為は犯罪に利用される危険があります。不要な口座は銀行へ相談して解約してください。

暗証番号や認証コードを伝える

銀行員が電話やSNSで暗証番号、ワンタイムパスワード、ログインパスワードを聞くことは通常ありません。不審な連絡には回答せず、銀行の公式窓口へ確認してください。

外部リンク:金融庁「日本でくらすための銀行口座や送金の使い方」

利用停止を防ぐためのチェックリスト

  • 在留カードを更新したら銀行にも届け出る

  • 在留期間更新の申請中は銀行へ早めに相談する

  • 引っ越したら銀行の登録住所を変更する

  • 氏名、電話番号、勤務先が変わったら届け出る

  • 銀行から届く郵便物、メール、アプリ通知を確認する

  • 口座を第三者へ貸さない、売らない、譲らない

  • 海外送金の目的を説明できる資料を保管する

  • 紛失時はすぐに銀行へ連絡する

BIGLIGHTの支援経験から|会社にも早めに相談しよう

口座が使えなくなると、給与の受け取りだけでなく、家賃、携帯電話、公共料金の支払いにも影響する可能性があります。

自分だけで解決しようとして時間が過ぎると、支払期限に間に合わないことがあります。日本語で銀行へ説明することが難しい場合は、会社や登録支援機関へ早めに相談しましょう。

ただし、解除の判断を行うのは銀行です。会社や支援機関が必ず解除できるわけではありません。

まとめ|原因を確認し、本人確認書類を準備して銀行へ相談しよう

銀行口座が使えなくなったときは、何度もATM操作を繰り返さず、表示されたメッセージを保存して銀行の公式窓口へ確認してください。

外国人の場合、在留カード、在留期間、住所、勤務先の情報が未更新であることも原因になります。新しい在留カードを受け取ったら、銀行の登録情報も忘れずに更新しましょう。

また、給与や家賃の支払日が近い場合は、会社や関係先へ早めに相談することが重要です。

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よくある質問(FAQ)

在留カードを更新すれば銀行口座は自動的に使えるようになりますか?
いいえ。入管で更新しても銀行へ自動的に共有されるとは限りません。利用している銀行にも新しい在留カード情報を届け出てください。
銀行口座の利用停止はその日のうちに解除されますか?
原因と銀行によって異なります。在留期間情報の更新だけなら早く解除される場合がありますが、本人確認や不審取引の審査には時間がかかることがあります。
会社の担当者が代わりに解除手続きをできますか?
原則として本人確認が必要です。会社や支援担当者が同行・通訳を支援できても、本人の来店や署名が必要になる場合があります。
新しい銀行口座を作れば問題は解決しますか?
必ずしも解決しません。まず現在の銀行へ利用停止の理由を確認し、必要な本人確認や情報更新を完了してください。
帰国するときは銀行口座をそのまま残してもよいですか?
今後使わない場合は、残高と自動引き落としを確認し、帰国前に銀行へ解約の要否を相談してください。口座やカードを他人へ譲ってはいけません。